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				https://github.com/brain-hackers/wiki.brainux.org
				synced 2025-11-04 14:38:36 +09:00 
			
		
		
		
	Revise usb-ethernet-gadget.md
This commit is contained in:
		@@ -121,9 +121,9 @@ sudo reboot
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# Brain に Ethernet Gadget を喋らせる
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					# Ethernet Gadget を有効化する
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sysfs のファイル操作により Ethernet Gadget を有効化します。
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					sysfs のファイル操作により Brain 上で Ethernet Gadget を有効化します。
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Brainux バージョン 2023-07-29-024604 以降では有効化処理が起動時に自動で実行されます。もし手動で有効化したい場合は以下の手順を参照してください。
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					Brainux バージョン 2023-07-29-024604 以降では有効化処理が起動時に自動で実行されます。もし手動で有効化したい場合は以下の手順を参照してください。
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1. 以下のスクリプトを vi や nano でホームディレクトリに保存します
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					1. 以下のスクリプトを vi や nano でホームディレクトリに保存します
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@@ -169,40 +169,42 @@ Brainux バージョン 2023-07-29-024604 以降では有効化処理が起動
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# PC 側の対応作業
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					# PC 側の対応作業
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Windows / Mac / Linux すべてで利用可能です。
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					Windows / macOS / Linux すべてで利用可能です。
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## Windows 10 / 11 の設定
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					## Windows 10 / 11 の設定
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1. 上記「USB コントローラの動作モードを変更する」を参照して、動作モードを Peripheral に変更します
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					1. USB コントローラの動作モードが `peripheral` に変更された Brain を PC に接続して Gadget を有効化します
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2. Windows と Brain を USB ケーブルで接続し、「デバイス マネージャー」で認識されていることを確認します
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					2. Windows と Brain を USB ケーブルで接続します
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   「ほかのデバイス」グループの「RNDIS」が Brain にあたります。
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					   Brain の Ethernet Gadget が認識されていれば、デバイス マネージャーの「ほかのデバイス」グループに「RNDIS」が列挙されます。
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3. 「RNDIS」を右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「ドライバーの更新」を選択します
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					3. 「RNDIS」を右クリックしてコンテキストメニューを表示し「ドライバーの更新」を選択します
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   <img src="/assets/images/ether-win1.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-win1.png" width=300px>
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4. 「ドライバーの検索方法」ダイアログで、「コンピューターを参照してドライバを検索」を選択します
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					4. 「ドライバーの検索方法」ダイアログで「コンピューターを参照してドライバを検索」を選択します
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   <img src="/assets/images/ether-win2.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-win2.png" width=300px>
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5. 「共通ハードウェアの種類」から、「ネットワーク アダプター」を選択します
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					5. 「共通ハードウェアの種類」から「ネットワーク アダプター」を選択します
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   <img src="/assets/images/ether-win3.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-win3.png" width=300px>
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6. 製造元は「Microsoft」を選び、モデルに「リモート NDIS 互換デバイス」を選択します。「次へ」を選択するとドライバのインストールが始まるので、以降は画面上の指示に従います
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					6. 製造元「Microsoft」からモデル「リモート NDIS 互換デバイス」を選択し「次へ」をクリックします
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					   以降はセットアップ完了まで画面の指示に従ってください。
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   <img src="/assets/images/ether-win4.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-win4.png" width=300px>
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7. 「ネットワーク接続」からアダプターの設定を変更します
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					7. 「ネットワーク接続」からアダプターの設定を変更します
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   - 設定から「ネットワークとインターネット」を開き、「ネットワークの詳細設定」グループにある「アダプターのオプションを変更する」を選択します (Windows 10)
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					   - 設定にて「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「アダプターのオプションを変更する」を選択します (Windows 10)
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      <img src="/assets/images/ether-win5.png" width=300px>
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					      <img src="/assets/images/ether-win5.png" width=300px>
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   - 設定から「ネットワークとインターネット」を開き、「ネットワークの詳細設定」を選択し、「ネットワーク アダプター オプションの詳細」を選択します (Windows 11)
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					   - 設定にて「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「ネットワーク アダプター オプションの詳細」を選択します (Windows 11)
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      <img src="/assets/images/ether-win6.png" width=300px>
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					      <img src="/assets/images/ether-win6.png" width=300px>
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@@ -212,11 +214,16 @@ Windows / Mac / Linux すべてで利用可能です。
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   <img src="/assets/images/ether-win8.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-win8.png" width=300px>
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9. 「共有」タブから「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続を通しての接続を許可する」を選択し、「ホーム ネットワーク接続」プルダウンメニューで、Ethernet Gadget に対応するアダプタを選択します
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					9. インターネットの共有設定をします
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					   「共有」タブから「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続を通しての接続を許可する」を選択します。
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					   加えて、「ホーム ネットワーク接続」プルダウンメニューで Ethernet Gadget に対応するアダプタを選択します。
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   <img src="/assets/images/ether-win9.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-win9.png" width=300px>
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10. USB ケーブルで Windows と Brain を接続し、Gadget を起動すれば、 "USB Composite Device" が認識します。この状態で Brain から Windows に `ping` などで接続できるか確認してください
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					11. Brain からインターネットへの疎通を確認します
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					   Brain からインターネットに `ping` などで到達できるか確認してください。
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## macOS の設定
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					## macOS の設定
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@@ -226,19 +233,21 @@ Windows / Mac / Linux すべてで利用可能です。
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1. macOS をリカバリモードで起動します
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					1. macOS をリカバリモードで起動します
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    - 機種によって、起動時に `cmd`+`R` を長押しする方法と、Touch ID を長押しする場合があります。
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					2. SIP を無効化します
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2. `Options` を選択し、メニューバーのユーティリティからターミナルを開き、以下を実行します。
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					   `Options` を選択し、メニューバーのユーティリティからターミナルを開き、以下を実行します。
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    ```sh
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					    ```sh
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    csrutil enable --without kext
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					    csrutil enable --without kext
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    reboot
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					    reboot
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    ```
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					    ```
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    自動で、再起動します。
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					    Mac が自動で再起動します。
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3. 通常通り起動します。
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					3. Mac を通常の手順で起動します
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4. ターミナルから、以下の手順でビルドします。なお、ビルドには Xcode がインストールされている必要があります。El Capitan 以前のバージョンでは、この手順をスキップして `brew` を用いてインストールすることもできます。その場合、手順6 に進んでください
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					4. HoRNDIS をビルドします
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					   ターミナルから、以下の手順でビルドします。ビルドに必要な Git や Xcode を事前に適宜インストールしてください。
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    ```sh
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					    ```sh
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    git clone https://github.com/thpryrchn/HoRNDIS.git -b BigSur
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					    git clone https://github.com/thpryrchn/HoRNDIS.git -b BigSur
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@@ -246,25 +255,33 @@ Windows / Mac / Linux すべてで利用可能です。
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    make
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					    make
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    ```
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					    ```
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5. `build/pkg` に `HoRNDIS-kext.pkg` が作成されているので、ダブルクリックして、指示に従いインストールします
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					6. HoRNDIS をインストールします
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6. 上記「USB コントローラの動作モードを変更する」が適用された Brain を接続します
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					   `build/pkg` に `HoRNDIS-kext.pkg` が作成されているので、ダブルクリックして、指示に従いインストールします。
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					8. USB コントローラの動作モードが `peripheral` に変更された Brain を PC に接続して Gadget を有効化します
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## Linux の設定
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					## Linux の設定
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※スクリーンショットは Ubuntu の例です。
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					作業手順とスクリーンショットは Ubuntu を例として紹介します。
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1. 上記「USB コントローラの動作モードを変更する」を参照して、動作モードを Peripheral に変更したデバイスを、Linux に接続します
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					1. USB コントローラの動作モードが `peripheral` に変更された Brain を PC に接続して Gadget を有効化します
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2. トップバーのシステムメニューに、「USB Ethernet」 もしくは 「Ethernet」 という名前で接続されています。「USB Ethernet」 もしくは、「Ethernet」 をクリックし、「Wired Settings」 を選択します
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					3. Ethernet Gadget のネットワーク設定を開きます
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					   Ethernet Gadget が認識されていると、トップバー右のシステムメニューに「USB Ethernet」 もしくは 「Ethernet」 という名前の項目で列挙されます。その項目をクリックし、「Wired Settings」 をクリックします。
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   <img src="/assets/images/ether-linux1.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-linux1.png" width=300px>
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3. 歯車のアイコンをクリックします
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					5. 歯車のアイコンをクリックします
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   <img src="/assets/images/ether-linux2.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-linux2.png" width=300px>
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			||||||
4. 「IPv4」タブにある「Shared to other computers」を選択します
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					6. 「IPv4」タブにある「Shared to other computers」を選択します
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   <img src="/assets/images/ether-linux3.png" width=300px>
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					   <img src="/assets/images/ether-linux3.png" width=300px>
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					7. Brain からインターネットへの疎通を確認します
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					   Brain からインターネットに `ping` などで到達できるか確認してください。
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