mirror of
https://github.com/brain-hackers/wiki.brainux.org
synced 2024-12-22 12:10:06 +09:00
Fix errors detected by markdownlint
This commit is contained in:
parent
95ce4d89c4
commit
eecc273562
@ -11,6 +11,7 @@ excerpt: ""
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<img src="/assets/images/happy.png">
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# はじめに
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このページでは、SHARP Brain で Linux を動かす試みから生まれた Linux ディストリビューション **Brainux** を手軽に起動する方法をご紹介します。
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@ -61,34 +62,34 @@ macOS もしくは Linux をお使いの場合は、ZIP を展開して取り出
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2. "Flash from file" をクリックし、ダウンロードした ZIP ファイルを選択します
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- 展開する必要はありません
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- 展開する必要はありません
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<img src="/assets/images/etcher1.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher1.png" width=300px>
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<img src="/assets/images/etcher2.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher2.png" width=300px>
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3. "Select target" をクリックして書き込み先を選択します
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- 正しい SD カードを選択しているか慎重に確認してください
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- 4GB 以上の SD カードであればなんでも使用可能です
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- SD カードの性能がシステムの使用感に直結するため高速な SD カードを使用することをおすすめします
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- 画像では 8GB の SD カードを選択しています
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- 正しい SD カードを選択しているか慎重に確認してください
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||||
- 4GB 以上の SD カードであればなんでも使用可能です
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- SD カードの性能がシステムの使用感に直結するため高速な SD カードを使用することをおすすめします
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- 画像では 8GB の SD カードを選択しています
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<img src="/assets/images/etcher3.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher3.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher4.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher4.png" width=500px>
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4. "Flash!" をクリックして書き込みます
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- 改めて正しい SD カードが選択されているか確認した上で書き込んでください
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- 書き込みには管理者権限が必要なため管理者パスワードを入力します
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- 改めて正しい SD カードが選択されているか確認した上で書き込んでください
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- 書き込みには管理者権限が必要なため管理者パスワードを入力します
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<img src="/assets/images/etcher5.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher5.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher6.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher6.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher7.png" width=500px>
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<img src="/assets/images/etcher7.png" width=500px>
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5. 完成!
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@ -102,8 +103,8 @@ macOS もしくは Linux をお使いの場合は、`dd` コマンドでも書
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### macOS の場合
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- macOS では `/dev/disk*` に書き込むと非常に遅いため `/dev/rdisk*` を使用します
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- どのディスクが SD カードかはディスクユーティリティを使用して確認します
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- macOS では `/dev/disk*` に書き込むと非常に遅いため `/dev/rdisk*` を使用します
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||||
- どのディスクが SD カードかはディスクユーティリティを使用して確認します
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以下に実行例を示します。バージョン番号は適宜読み替えてください。
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@ -136,15 +137,16 @@ sudo dd if=~/Downloads/sdimage-2021-02-21-162410.img of=/dev/sdc bs=10M
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Brain における Linux の動作はまだ初期段階であり、一部のハードウェアしか利用できません。
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## キーボード (Sx1, Sx2)
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キーが非常に少ない Brain のキーボードで必要な記号を打つため、キーボードの使用方法は特殊になっています。キートップに記載されたキー以外の文字は、すべて「記号」キーと「シフト」キーを組み合わせて入力します。
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Shift キー・Ctrl キー・Alt キーは現実のキーボードに近い配置として以下のように対応させています。
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- Shift → 「シフト」
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- Ctrl → ページアップキー(《 を横に倒した記号のキー)
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- Alt → 「文字切り替え」キー
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- Shift → 「シフト」
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- Ctrl → ページアップキー(《 を横に倒した記号のキー)
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- Alt → 「文字切り替え」キー
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キーと入力される文字のマップを以下に示します。
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@ -10,6 +10,7 @@ excerpt: ""
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# 動作環境
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- Debian 10 (Buster)
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- Ubuntu 20.04 LTS
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@ -17,6 +18,7 @@ excerpt: ""
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# 依存関係のインストール
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以下のコマンドで依存関係をインストールします。
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```sh
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@ -25,14 +27,16 @@ sudo apt install build-essential bison flex libncurses5-dev gcc-arm-linux-gnueab
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# Gitリポジトリのクローン
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以下のコマンドでGitリポジトリをクローンして、必要なファイルをダウンロードします。長い時間がかかるので、時間のあるときに行いましょう。
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```
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```sh
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git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git
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```
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# Linuxのビルド
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1. `cd buildbrain` で `buildbrain` ディレクトリに入ります。
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2. `make ldefconfig` を実行して、 `.config` ファイルを作成します。
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@ -41,6 +45,7 @@ git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git
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# Brainuxのビルド
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Linuxのカーネルの準備ができたら、カーネルの上で動くアプリケーションを用意して、Linuxディストリビューションを完成させます。
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1. バックグラウンドで `make aptcache` を実行します。
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@ -51,22 +56,23 @@ Linuxのカーネルの準備ができたら、カーネルの上で動くアプ
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## パッケージの追加方法 (任意)
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追加で欲しいパッケージを `./tools/setup_debian.sh` の51行目あたりに追記します。
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実際に追記した例を以下に示します。
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```diff
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42 apt install -y dialog sudo \
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43 libjpeg-dev libfreetype6 libfreetype6-dev zlib1g-dev \
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44 xserver-xorg xserver-xorg-video-fbdev xserver-xorg-dev xorg-dev x11-apps \
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||||
45 openbox obconf obmenu \
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||||
46 weston xwayland \
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||||
47 bash tmux vim htop \
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||||
48 midori pcmanfm lxterminal xterm gnome-terminal fonts-noto-cjk \
|
||||
49 dbus udev build-essential flex bison pkg-config autotools-dev libtool autoconf automake \
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||||
50 python3 python3-dev python3-setuptools python3-wheel python3-pip python3-smbus \
|
||||
51 resolvconf net-tools ssh openssh-client avahi-daemon
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||||
+ 52 apt install -y fbterm uim-fep uim-mozc
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||||
42 apt install -y dialog sudo \
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||||
43 libjpeg-dev libfreetype6 libfreetype6-dev zlib1g-dev \
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||||
44 xserver-xorg xserver-xorg-video-fbdev xserver-xorg-dev xorg-dev x11-apps \
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45 openbox obconf obmenu \
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46 weston xwayland \
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47 bash tmux vim htop \
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||||
48 midori pcmanfm lxterminal xterm gnome-terminal fonts-noto-cjk \
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||||
49 dbus udev build-essential flex bison pkg-config autotools-dev libtool autoconf automake \
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||||
50 python3 python3-dev python3-setuptools python3-wheel python3-pip python3-smbus \
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||||
51 resolvconf net-tools ssh openssh-client avahi-daemon
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+ 52 apt install -y fbterm uim-fep uim-mozc
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```
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||||
[SD カードへのコピー](/linux/linux-copy-sd-card/)に続く…
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@ -9,20 +9,24 @@ excerpt: ""
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---
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# 注意!
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# 注意
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***この手順を実行すると、SDカードの内容が消去されます。必ずバックアップをしてから実行しましょう。***
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# 前提
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- [U-Boot のビルド](/u-boot/u-boot-build/)にてU-Bootをビルドしていること
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- [Linux のビルド](/linux/linux-build/)にてLinuxをビルドしていること
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# パーティションを区切る
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先頭に100MBくらいのFAT32のパーティションを作り、残りをext4のパーティションにします。
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## GPartedのインストール
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以下のコマンドで GParted をインストールします。
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```sh
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@ -31,16 +35,19 @@ sudo apt install gparted
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## パーティションを作成する
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LinuxをインストールするSDカードをPCに挿入してGPartedを起動します。
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### GPartedの起動
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![GParted起動画面](/assets/images/Launch-GParted.png)
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GPartedの右上のメニューからSDカードを選びます。容量で選ぶとわかりやすいです。
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### パーティションの削除
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![パーティションの削除](/assets/images/partition-delete.png)
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||||
***この手順を実行すると、SDカードの内容が消去されます。必ずバックアップをしてから実行しましょう。***
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@ -49,6 +56,7 @@ GPartedの右上のメニューからSDカードを選びます。容量で選
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### パーティションの作成
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まず、FAT32のパーティションを作成します。 "未割り当て" のパーティションを右クリックして "新規" をクリックします。
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![新規パーティションの作成のダイアログ](/assets/images/create-partition-fat32.png)
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@ -69,12 +77,11 @@ GPartedの右上のメニューからSDカードを選びます。容量で選
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# 必要なファイルをコピーする
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1. `buildbrain`ディレクトリの中からファイルをコピーします
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- `linux-brain/arch/arm/boot/zImage`
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- `linux-brain/arch/arm/boot/dts/imx28-[機種名].dts`
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1. `buildbrain`ディレクトリの中から以下ファイルをSDカードのFAT32パーティションへコピーします
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これらをSDカードのFAT32のパーティションへコピーします。
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- `linux-brain/arch/arm/boot/zImage`
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||||
- `linux-brain/arch/arm/boot/dts/imx28-[機種名].dts`
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2. ターミナルを起動して `cd buildbrain` で `buildbrain` ディレクトリに入ります
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@ -18,6 +18,7 @@ PW-Sx7 までは SoC に GPU が載っておらず、framebuffer (fbdev) のみ
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設定ファイル xorg.conf の内容を以下に示します。vi か nano を使って以下の内容を `/etc/X11/xorg.conf` に書き込んでください。
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<!-- markdownlint-disable fenced-code-language -->
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```
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Section "Device"
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Identifier "device"
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@ -28,6 +29,7 @@ Section "Screen"
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Device "device"
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EndSection
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```
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<!-- markdownlint-enable fenced-code-language -->
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# 起こし方
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@ -33,8 +33,8 @@ excerpt: Brainux が自分の電子辞書にどれくらい対応しているか
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# 画面開閉検知
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- 開閉イベントの伝達はキーイベントと同じ経路を辿る
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- キーボードの実装に依存する
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- 開閉イベントの伝達はキーイベントと同じ経路を辿る
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||||
- キーボードの実装に依存する
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|キーボードの世代|対応済|説明|
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|:--|:-:|:--|
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@ -46,37 +46,37 @@ excerpt: Brainux が自分の電子辞書にどれくらい対応しているか
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# 音
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- Brain に内蔵されているスマートアンプには大きく分けて Yamaha 系と Rohm 系がある
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- 録音も再生も2021年2月23日現在解析中で非対応
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- Brain に内蔵されているスマートアンプには大きく分けて Yamaha 系と Rohm 系がある
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- 録音も再生も2021年2月23日現在解析中で非対応
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# タッチパネル
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- 2021年2月23日現在反応はするが位置がおかしい
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- 世代によるハードウェアの差分は不明
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- 2021年2月23日現在反応はするが位置がおかしい
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||||
- 世代によるハードウェアの差分は不明
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# 電源コントローラー
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||||
- 2021年2月23日現在未対応のため充電状態の表示などは一切不可
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||||
- 2021年2月23日現在未対応のため充電状態の表示などは一切不可
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# cpufreq
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||||
- CPU のクロック制御は2021年2月23日現在なし
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||||
- CPU のクロック制御は2021年2月23日現在なし
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# eMMC への Linux インストール
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- 研究中
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- 研究中
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# Wi-Fi
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Wi-Fi の接続は複数の手法が提案されていて、現在検証中。
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- SDIO Wi-Fi チップ
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- USB ドングル
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- SDIO Wi-Fi チップ
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||||
- USB ドングル
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# LCD
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@ -13,12 +13,12 @@ excerpt: 動作可否が確認されたケーブルの一覧
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Brainux の初期状態では、USB コントローラーはホストとして動作するようになっています。OTG ケーブルを使用すると好きなデバイスを接続することができます。Brain 自身は VBUS (5V) を供給する能力はないので、電源が別途供給可能な OTG ケーブルを使用する必要があります。
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- [RouteR RUH-OTGU4](https://amz.run/4Kue)
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- [AINEX USB-120R](https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-5EHA)
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||||
- [CY 90度左右角度付きMicro USB 2.0 OTGホストアダプター](https://amz.run/4LXg)
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||||
- [RouteR RUH-OTGU4](https://amz.run/4Kue)
|
||||
- [AINEX USB-120R](https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-5EHA)
|
||||
- [CY 90度左右角度付きMicro USB 2.0 OTGホストアダプター](https://amz.run/4LXg)
|
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# 使えない USB OTG ケーブル一覧
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- [Easi-Cable](https://amz.run/4KqD)
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||||
- [Easi-Cable](https://amz.run/4KqD)
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@ -22,20 +22,20 @@ Brain の DRAM は 128MB しかないので、簡単にメモリが食いつぶ
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今回の例では、256MB(これ以上を推奨)の領域を確保しています。他の容量にしたい場合は適宜 `bs` や `count` の値を変えてください。
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```
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||||
```sh
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||||
dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=256
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chmod 0600 /swapfile
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```
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||||
2. スワップ領域を初期化します
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||||
```
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||||
```sh
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||||
mkswap /swapfile
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||||
```
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||||
3. スワップ領域を有効にします
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||||
```
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||||
```sh
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||||
swapon /swapfile
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||||
```
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@ -11,29 +11,35 @@ excerpt: タッチパネルのキャリブレーション(Brainux に同梱さ
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---
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||||
# 事前に
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Xorgの設定ファイル ( xorg.conf )を設定していない場合は、下記のWikiを参照して設定してください。
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[Xorg](/linux/linux-xorg/)
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||||
# 必要なパッケージのインストール
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```
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```sh
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||||
apt install xserver-xorg-input-evdev xinput-calibrator
|
||||
```
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||||
を実行して、必要なパッケージをインストールします。
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||||
# Xorgとopenboxの起動
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```
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||||
```sh
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||||
Xorg &
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||||
```
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||||
```
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||||
openbox-session &
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||||
```
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||||
を実行して、Xorgとopenboxを起動します。
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||||
# タッチパネル補正ツールの起動
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```
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||||
|
||||
```sh
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||||
xinput_calibrator
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||||
```
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||||
@ -41,10 +47,12 @@ xinput_calibrator
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||||
![xinput-calibratorの画面](/assets/images/xinput-calibrator.png)
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||||
# 補正する
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||||
画面上の 赤い十字 を**丁寧に** 4回タッチすると、補正用の設定項目が端末に出力されます。
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||||
|
||||
```
|
||||
```plaintext
|
||||
Setting calibration data: 0, 4095, 0, 4095
|
||||
Calibrating EVDEV driver for "mxs-lradc-ts" id=6
|
||||
current calibration values (from XInput): min_x=0, max_x=4095 and min_y=0, max_y=4095
|
||||
@ -59,19 +67,21 @@ xinput_calibrator
|
||||
Option "Calibration" "147 3618 3826 350"
|
||||
Option "SwapAxes" "0"
|
||||
EndSection
|
||||
```
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
# 設定ファイルを作成・保存する
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|
||||
`/etc/X11/xorg.conf.d`を作成します。
|
||||
|
||||
```
|
||||
```sh
|
||||
mkdir /etx/X11/xorg.conf/d
|
||||
```
|
||||
|
||||
xinput_calibratorの出力に従って、`/etc/X11/xorg.conf.d/99-calibration.conf`に
|
||||
`Section "InputClass"` から `EndSection`までの行を nano や vi を用いて書き出します。
|
||||
|
||||
```
|
||||
```plaintext
|
||||
Section "InputClass"
|
||||
Identifier "calibration"
|
||||
MatchProduct "mxs-lradc-ts"
|
||||
@ -80,17 +90,18 @@ xinput_calibratorの出力に従って、`/etc/X11/xorg.conf.d/99-calibration.co
|
||||
EndSection
|
||||
```
|
||||
|
||||
|
||||
# Xorgの再起動
|
||||
```
|
||||
|
||||
```sh
|
||||
pkill Xorg
|
||||
```
|
||||
```
|
||||
Xorg &
|
||||
```
|
||||
```
|
||||
openbox-session &
|
||||
```
|
||||
|
||||
でXorgを再起動します。
|
||||
|
||||
|
||||
# 完成
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||||
|
||||
![ちゃんとタッチした場所にカーソルが来ています](/assets/images/calibrator-done.gif)
|
||||
|
@ -11,7 +11,6 @@ excerpt: PC と USB ケーブル1本で接続できる便利な仕組みとそ
|
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---
|
||||
|
||||
|
||||
|
||||
# USB Gadget とは?
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||||
|
||||
コンピューターがあたかも USB デバイスであるかのように振る舞う仕組みです。
|
||||
@ -31,36 +30,27 @@ excerpt: PC と USB ケーブル1本で接続できる便利な仕組みとそ
|
||||
|
||||
1. SDカードの第1パーティションを`/boot`にマウントします
|
||||
|
||||
```
|
||||
```sh
|
||||
sudo mount /dev/mmcblk1p1 /boot
|
||||
```
|
||||
|
||||
2. 元のdtsをバックアップします
|
||||
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||||
{機種名の数字}は適宜置き換えてください。(例:PW-SH5→imx28-pwsh5.dtb)
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```
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```sh
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sudo cp /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb.orig
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```
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3. dtbファイルをテキスト形式に変換します
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```
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```sh
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dtc -I dtb -O dts /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb > dts 2> /dev/null
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```
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## コピペ用
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1〜3の手順をまとめると以下のようになります。
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```
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sudo mount /dev/mmcblk1p1 /boot
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sudo cp /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb.orig
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||||
dtc -I dtb -O dts /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb > dts 2> /dev/null
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```
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4. 設定を書き換えます
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```
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```sh
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nano dts
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```
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@ -70,92 +60,102 @@ dtc -I dtb -O dts /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb > dts 2> /dev/null
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||||
```diff
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ahb@80080000 {
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||||
usb0: usb@80080000 {
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||||
pinctrl-names = "default";
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||||
pinctrl-0 = <&usb0_id_pins_a>;
|
||||
vbus-supply = <®_usb0_vbus>;
|
||||
- dr_mode = "host";
|
||||
+ dr_mode = "peripheral";
|
||||
status = "okay";
|
||||
};
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||||
usb0: usb@80080000 {
|
||||
pinctrl-names = "default";
|
||||
pinctrl-0 = <&usb0_id_pins_a>;
|
||||
vbus-supply = <®_usb0_vbus>;
|
||||
- dr_mode = "host";
|
||||
+ dr_mode = "peripheral";
|
||||
status = "okay";
|
||||
};
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||||
};
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||||
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||||
```
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||||
書き換えられたら保存してエディタを終了します。`Ctrl+O`の次に`Enter`を押して保存して、`Ctrl+X`で終了します。
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5. 編集したものをバイナリ形式に変換します
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```
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```sh
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dtc -I dts -O dtb dts > dtb 2> /dev/null
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```
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```
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```sh
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||||
sudo mv dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb
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```
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6. SDカードの第1パーティションアンマウントします
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```
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```sh
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sudo umount /boot
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```
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7. 再起動します
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```
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```sh
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sudo reboot
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```
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## コピペ用
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1〜3の手順をまとめると以下のようになります。
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```sh
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sudo mount /dev/mmcblk1p1 /boot
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||||
sudo cp /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb.orig
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||||
dtc -I dtb -O dts /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb > dts 2> /dev/null
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||||
```
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5〜7の手順をまとめると以下のようになります。
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```
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```sh
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dtc -I dts -O dtb dts > dtb 2> /dev/null
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sudo mv dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb
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||||
sudo umount /boot
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||||
sudo reboot
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```
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# Brain に Ethernet Gadget を喋らせる
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1. 以下のスクリプトを vi や nano でホームディレクトリに保存します
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```
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```sh
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#!/bin/sh
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g=/sys/kernel/config/usb_gadget/eth
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||||
g=/sys/kernel/config/usb_gadget/eth
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||||
mkdir ${g}
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||||
mkdir ${g}
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||||
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||||
mkdir ${g}/functions/rndis.rn0
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||||
echo "8a:15:8b:44:3a:02" > ${g}/functions/rndis.rn0/dev_addr
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||||
echo "8a:15:8b:44:3a:01" > ${g}/functions/rndis.rn0/host_addr
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||||
mkdir ${g}/functions/rndis.rn0
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||||
echo "8a:15:8b:44:3a:02" > ${g}/functions/rndis.rn0/dev_addr
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||||
echo "8a:15:8b:44:3a:01" > ${g}/functions/rndis.rn0/host_addr
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||||
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||||
mkdir ${g}/configs/c.1
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||||
ln -s ${g}/functions/rndis.rn0 ${g}/configs/c.1/
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||||
mkdir ${g}/configs/c.1
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||||
ln -s ${g}/functions/rndis.rn0 ${g}/configs/c.1/
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||||
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||||
echo "ci_hdrc.0" > ${g}/UDC
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||||
echo "ci_hdrc.0" > ${g}/UDC
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sleep 1
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||||
ifconfig usb0 up
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||||
sleep 1
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dhclient
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```
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||||
ifconfig usb0 up
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sleep 1
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||||
dhclient
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```
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2. スクリプトに実行属性を付けます
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ここではスクリプト名を `gadget.sh` としています。1. で保存した名前に置き換えてください。
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```
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$ chmod +x gadget.sh
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```sh
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chmod +x gadget.sh
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```
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3. 実行します
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次回起動時からはこのスクリプトを都度実行します。
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```
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$ ./gadget.sh
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```sh
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./gadget.sh
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```
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@ -10,7 +10,6 @@ excerpt: Brainux で利用可能な Web ブラウザについて
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---
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# グラフィカルブラウザ
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**グラフィカルブラウザを使うのは困難です!** PW-Sx7 までの Brain が搭載している SoC は初代 Raspberry Pi のクロック周波数の約半分の速度で動作し、メモリ容量も半分以下の 128MB しかありません。つまり、インターネットブラウジングは現実的ではありません。例えば、[極めて高速に表示されることで有名な著名人のサイト](http://abehiroshi.la.coocan.jp/)の表示に実測15秒ほどかかります。また、Twitter は表示不可能です。
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@ -20,9 +19,10 @@ excerpt: Brainux で利用可能な Web ブラウザについて
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代表的な軽量なブラウザの選択肢に Midori があります。Brainux にはプリインストールされています。Xorg が起動している状態で、以下のコマンドを実行すると Midori が起動します。
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```
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$ DISPLAY=:0 midori
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```
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```sh
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DISPLAY=:0 midori
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```
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## Surf
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@ -10,6 +10,7 @@ excerpt: ""
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# 動作環境
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- Debian 10 (Buster)
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- Ubuntu 20.04 LTS
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@ -17,10 +18,12 @@ excerpt: ""
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# 環境の構築
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[Linux のビルド](/linux/linux-build/)の頁で既に構築している場合は飛ばします。
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## 依存関係のインストール
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以下のコマンドで依存関係をインストールしてください。
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```sh
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@ -29,20 +32,22 @@ sudo apt install build-essential bison flex libncurses5-dev gcc-arm-linux-gnueab
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## Gitリポジトリのクローン
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Gitリポジトリをクローンして、必要なファイルをダウンロードします。長い時間がかかるので、時間のある時に実いましょう。
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```
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```sh
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git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git
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```
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# U-Bootのビルドとnk.binの作成
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1. `cd buildbrain` で `buildbrain` ディレクトリに入ります
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2. `make udefconfig-sh*` を実行して、 `.config` ファイルを作成します
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- PW-Sx1のとき: `make udefconfig-sh1`
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- PW-Sx5のとき: `make udefconfig-sh5`
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- PW-Sx1のとき: `make udefconfig-sh1`
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- PW-Sx5のとき: `make udefconfig-sh5`
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3. `make ubuild` を実行して `u-boot.sb` を生成します
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