ルールに沿って修正

Takumi Sueda 2021-02-01 12:32:01 +09:00
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# 注意! # 注意!
***この手順を実行すると、SDカードの内容が消去されます。必ずバックアップをしてから実行しましょう。*** ***この手順を実行すると、SDカードの内容が消去されます。必ずバックアップをしてから実行しましょう。***
# 前提 # 前提
[Linuxビルド](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/Linux%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89)にてLinuxをビルドしていること - [Linuxビルド](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/Linux%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89)にてLinuxをビルドしていること
[U-Bootビルドbuildbrain](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/U%E2%80%90Boot%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9Ebuildbrain)または[UBootビルド手動](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/U%E2%80%90Boot%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9E%E6%89%8B%E5%8B%95)にてU-Bootをビルドしていること(現在執筆中) - [U-Bootビルドbuildbrain](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/U%E2%80%90Boot%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9Ebuildbrain)または[UBootビルド手動](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/U%E2%80%90Boot%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9E%E6%89%8B%E5%8B%95)にてU-Bootをビルドしていること(現在執筆中)
# パーティションを区切る # パーティションを区切る
先頭に100MB位のFAT32のパーティションを作り、残りをext4のパーティションにします。 先頭に100MBくらいのFAT32のパーティションを作り、残りをext4のパーティションにします。
## GPartedのインストール ## GPartedのインストール
`sudo apt install gparted` 以下のコマンドで GParted をインストールします。
でGPartedをインストールします。
```sh
sudo apt install gparted
```
## パーティションを作成する ## パーティションを作成する
LinuxをインストールするSDカードをPCに挿入してGPartedを起動します。 LinuxをインストールするSDカードをPCに挿入してGPartedを起動します。
### GPartedの起動 ### GPartedの起動
![GParted起動画面](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/images/Launch-GParted.png) ![GParted起動画面](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/images/Launch-GParted.png)
GPartedの右上のメニューからSDカードを選びます。容量で選ぶとわかりやすいです。 GPartedの右上のメニューからSDカードを選びます。容量で選ぶとわかりやすいです。
### パーティションの削除 ### パーティションの削除
![パーティションの削除](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/images/partition-delete.png) ![パーティションの削除](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/images/partition-delete.png)
***この手順を実行すると、SDカードの内容が消去されます。必ずバックアップをしてから実行しましょう。*** ***この手順を実行すると、SDカードの内容が消去されます。必ずバックアップをしてから実行しましょう。***
パーティションを右クリックして、 "削除" をクリックしてパーティションを削除します。 パーティションを右クリックしたあと "削除" をクリックしてパーティションを削除します。
### パーティションの作成 ### パーティションの作成
まず、FAT32のパーティションを作成します。 まず、FAT32のパーティションを作成します。 "未割り当て" のパーティションを右クリックして "新規" をクリックします。
先程と同じように "未割り当て" のパーティションを右クリックして "新規" をクリックします。
![新規パーティションの作成のダイアログ](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/images/create-partition-fat32.png) ![新規パーティションの作成のダイアログ](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/images/create-partition-fat32.png)
上図のようなダイアログが表示されたら 上図のようなダイアログが表示されたら
- 新しいサイズ100MiB 程度 - 新しいサイズ: 100MiB 程度
- ファイルシステムfat32 - ファイルシステム: fat32
にして "追加" をクリックし、パーティションを作成します。 設定して "追加" をクリックし、パーティションを作成します。
次に、ext4のパーティションを作成します。 次に、ext4のパーティションを作成します。
上記と同様にして、パーティションを作成します。
- 新しいサイズ:残りの容量いっぱいまで - 新しいサイズ: 残りの容量いっぱいまで
- ファイルシステムext4 - ファイルシステム: ext4
に設定して "追加" をクリックし、パーティションを作成します。
にして、"追加"をクリックして、パーティションを作成します。
# 必要なファイルをコピーする # 必要なファイルをコピーする
1. `buildbrain`ディレクトリの中からファイルをコピーします 1. `buildbrain`ディレクトリの中からファイルをコピーします
- `linux-brain/arch/arm/boot/zImage` - `linux-brain/arch/arm/boot/zImage`
- `linux-brain/arch/arm/boot/dts/imx28-[機種名].dts` - `linux-brain/arch/arm/boot/dts/imx28-[機種名].dts`
をSDカードのFAT32のパーティションへコピーします。 これらをSDカードのFAT32のパーティションへコピーします。
2. ターミナルを起動して`cd buildbrain`で`buildbrain`ディレクトリに入ります 2. ターミナルを起動して `cd buildbrain``buildbrain` ディレクトリに入ります
以下のコマンドを実行します。
`sudo cp -ar ./debian/* /SDカードの/2つ目の/パーティション/`を実行します。 ```sh
`/SDカードの/2つ目の/パーティション/`は適宜読み替えてください。 sudo cp -ar ./debian/* /SDカードの/2つ目の/パーティション/
```
コピーが終わったら、いよいよ起動です。お疲れ様でした `/SDカードの/2つ目の/パーティション/` は適宜読み替えてください

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# 動作環境
# 動作環境
- Debian 10 (Buster) - Debian 10 (Buster)
- Ubuntu 20.04 LTS - Ubuntu 20.04 LTS
本項では上記のいずれかを使用していることを前提で記述します。 本項では上記のいずれかを使用していることを前提で記述します。
#前提
#前提
この頁の内容を実行する前に[UBootビルドbuildbrain](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/U%E2%80%90Boot%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9Ebuildbrain)の内容を実行してください。 この頁の内容を実行する前に[UBootビルドbuildbrain](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/U%E2%80%90Boot%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%EF%BC%9Ebuildbrain)の内容を実行してください。
# 依存関係のインストール
`sudo apt install build-essential bison flex libncurses5-dev gcc-arm-linux-gnueabi debootstrap qemu-user-static`
で依存関係をインストールしてください。 # 依存関係のインストール
以下のコマンドで依存関係をインストールします。
```sh
sudo apt install build-essential bison flex libncurses5-dev gcc-arm-linux-gnueabi debootstrap qemu-user-static
```
# Gitリポジトリのクローン # Gitリポジトリのクローン
Gitリポジトリをクローンして、必要なファイルをダウンロードします。 以下のコマンドでGitリポジトリをクローンして、必要なファイルをダウンロードします。長い時間がかかるので、時間のあるときに行いましょう。
`git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git`
を実行します。かなり時間がかかるので寝る前などにやっておきましょう。 ```
git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git
```
# Linuxのビルド # Linuxのビルド
1. `cd buildbrain``buildbrain` ディレクトリに入ります。
いよいよLinuxのビルドです。 2. `make ldefconfig` を実行して、 `.config` ファイルを作成します。
1.`cd buildbrain`で`buildbrain`ディレクトリに入ります。 3. `make lbuild` を実行してLinuxをビルドします。
2.`make ldefconfig`を実行して、`.config`ファイルを作成します。
3.`make lbuild`を実行してLinuxをビルドします。
# Debianのビルド # Debianのビルド
Linuxのカーネルの準備ができたら、カーネルの上で動くアプリケーションを用意して、Linuxディストリビューションを完成させます。
Linuxのカーネルの準備ができたら、カーネルの上で動くアプリケーションを用意して、Linuxディストリビューションを完成させましょう。 1. バックグラウンドで `make aptcache` を実行します。
1.バックグラウンドで`make aptcache`を実行します。 - 新しいウィンドウでターミナルを開き、 `make aptcache` を実行してそのままにしておきます。
新しいウィンドウでターミナルを開き、`make aptcache`を実行してそのままにしておきます。
2.`make debian`を実行します。これも長い時間がかかりますから時間のあるときに行いましょう。 2. `make debian` を実行します。長い時間がかかるので、時間のあるときに行いましょう。
## パッケージの追加方法 (任意) ## パッケージの追加方法 (任意)
欲しいパッケージを`./tools/setup_debian.sh`の51行目あたりに追記します。 追加で欲しいパッケージを `./tools/setup_debian.sh` の51行目あたりに追記します。
実際に追記した例を下に示します。 実際に追記した例を下に示します。
```diff ```diff
42 apt install -y dialog sudo \ 42 apt install -y dialog sudo \

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# 動作環境
# 動作環境
- Debian 10 (Buster) - Debian 10 (Buster)
- Ubuntu 20.04 LTS - Ubuntu 20.04 LTS
本項では上記のいずれかを使用していることを前提で記述します。 本項では上記のいずれかを使用していることを前提で記述します。
# 環境の構築 # 環境の構築
[Linuxビルド](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/Linux%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89)の頁でされた場合は飛ばしてください。 [Linuxビルド](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/Linux%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89)の頁で既に構築している場合は飛ばします。
## 依存関係のインストール ## 依存関係のインストール
`sudo apt install build-essential bison flex libncurses5-dev gcc-arm-linux-gnueabi debootstrap qemu-user-static` 以下のコマンドで依存関係をインストールしてください。
```sh
sudo apt install build-essential bison flex libncurses5-dev gcc-arm-linux-gnueabi debootstrap qemu-user-static
```
で依存関係をインストールしてください。
## Gitリポジトリのクローン ## Gitリポジトリのクローン
Gitリポジトリをクローンして、必要なファイルをダウンロードします。\ Gitリポジトリをクローンして、必要なファイルをダウンロードします。長い時間がかかるので、時間のある時に実いましょう。
`git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git`
```
git clone --recursive https://github.com/brain-hackers/buildbrain.git
```
を実行します。かなり時間がかかるので寝る前などにやっておきましょう。
# U-Bootのビルドとnk.binの作成 # U-Bootのビルドとnk.binの作成
1. `cd buildbrain`で`buildbrain`ディレクトリに入ります 1. `cd buildbrain` `buildbrain` ディレクトリに入ります
2. `make udefconfig-sh*`を実行して、`.config`ファイルを作成します。\ 2. `make udefconfig-sh*` を実行して、 `.config` ファイルを作成します
PW-Sx1のとき`make udefconfig-sh1`
PW-Sx5のとき`make udefconfig-sh5`
3. `make ubuild`を実行して`u-boot.sb`を生成します。 - PW-Sx1のとき `make udefconfig-sh1`
- PW-Sx5のとき `make udefconfig-sh5`
4. `make nkbin_maker`を実行します。 3. `make ubuild` を実行して `u-boot.sb` を生成します
4. `make nkbin_maker` を実行します
5. `make nk.bin` を実行します
5. `make nk.bin`を実行します。
[Linuxビルド](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/Linux%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89)に続く… [Linuxビルド](https://github.com/brain-hackers/README/wiki/Linux%EF%BC%9E%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89)に続く…

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# 準備 # 準備
依存ライブラリをインストールす 依存ライブラリをインストールします。
```sh ```sh
$ npm install -g doctoc $ npm install -g doctoc
$ pip3 install markdown $ pip3 install markdown
``` ```
WikiをCloneす WikiをCloneします。
```sh ```sh
$ git clone https://github.com/brain-hackers/README.wiki.git $ git clone https://github.com/brain-hackers/README.wiki.git
@ -51,13 +51,13 @@ $ git clone https://github.com/brain-hackers/README.wiki.git
## ページを追加・削除する ## ページを追加・削除する
- [ファイル名とサイドバーの関係](#ファイル名とサイドバーの関係)のルールに従ったファイル名でmdファイルを追加 - [ファイル名とサイドバーの関係](#ファイル名とサイドバーの関係)のルールに従ったファイル名でmdファイルを追加
- 例: `大見出し 小見出し 項目.md` - 例: `大見出し 小見出し 項目.md`
- 記事内容を記述す - 記事内容を記述しま
- ひととおり追加と削除が終わったら pull, `make finalize`, commit, push - ひととおり追加と削除が終わったら pull, `make finalize`, commit, push します
## ページを編集する ## ページを編集する
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# 各文章内の目次生成 # 各文章内の目次生成