Revise とりあえず試す

Takumi Sueda 2021-02-21 20:47:19 +09:00
parent 2669cda937
commit 131c23b146

@ -17,7 +17,7 @@
# はじめに # はじめに
このページでは、SHARP Brain で Linux を動かす試みから生まれた Linux ディストリビューション **Brainux**とりあえず起動する方法をご紹介します。 このページでは、SHARP Brain で Linux を動かす試みから生まれた Linux ディストリビューション **Brainux**手軽に起動する方法をご紹介します。
Linux ディストリビューションは、2つの大きな要素としてカーネルとそれ以外のソフトウェアの組み合わせでできています。Brain の場合はカーネルを起動するブートローダーも SD カード上に必要なため、正確にはカーネル・ソフトウェア・ブートローダーのセットが必要になります。 Linux ディストリビューションは、2つの大きな要素としてカーネルとそれ以外のソフトウェアの組み合わせでできています。Brain の場合はカーネルを起動するブートローダーも SD カード上に必要なため、正確にはカーネル・ソフトウェア・ブートローダーのセットが必要になります。
@ -70,10 +70,11 @@ macOS もしくは Linux をお使いの場合は、ZIP を展開して取り出
<img src="images/etcher2.png" width=500px> <img src="images/etcher2.png" width=500px>
3. "Select target" をクリックし書き込み先を選択します 3. "Select target" をクリックし書き込み先を選択します
- 選択を間違えるとデータを失うことになるので、正しい SD カードを選択しているか慎重に確認してください - 正しい SD カードを選択しているか慎重に確認してください
- 4GB 以上の SD カードであればなんでも使用可能ですが、SD カードの性能がシステムの使用感に直結するため、極力高速な SD カードを使用することをおすすめします - 4GB 以上の SD カードであればなんでも使用可能です
- SD カードの性能がシステムの使用感に直結するため高速な SD カードを使用することをおすすめします
- 画像では 8GB の SD カードを選択しています - 画像では 8GB の SD カードを選択しています
<img src="images/etcher3.png" width=500px> <img src="images/etcher3.png" width=500px>
@ -83,7 +84,7 @@ macOS もしくは Linux をお使いの場合は、ZIP を展開して取り出
4. "Flash!" をクリックして書き込みます 4. "Flash!" をクリックして書き込みます
- 改めて正しい SD カードが選択されているか確認した上で書き込んでください - 改めて正しい SD カードが選択されているか確認した上で書き込んでください
- 書き込みには管理者権限が必要なため管理者パスワードを入力します - 書き込みには管理者権限が必要なため管理者パスワードを入力します
<img src="images/etcher5.png" width=500px> <img src="images/etcher5.png" width=500px>
@ -103,7 +104,7 @@ macOS もしくは Linux をお使いの場合は、`dd` コマンドでも書
### macOS の場合 ### macOS の場合
- macOS では `/dev/disk*` に書き込むと非常に遅いため、`/dev/rdisk*` を使用します - macOS では `/dev/disk*` に書き込むと非常に遅いため `/dev/rdisk*` を使用します
- どのディスクが SD カードかはディスクユーティリティを使用して確認します - どのディスクが SD カードかはディスクユーティリティを使用して確認します
以下に実行例を示します。バージョン番号は適宜読み替えてください。 以下に実行例を示します。バージョン番号は適宜読み替えてください。
@ -130,3 +131,5 @@ sudo dd if=~/Downloads/sdimage-2021-02-21-162410.img of=/dev/sdc bs=10M
書き込み終わった SD カードを Brain に挿入し、リセットボタンを押します。Brain のロゴが表示されたあと U-Boot が起動し、すぐ後に Linux が起動します。 書き込み終わった SD カードを Brain に挿入し、リセットボタンを押します。Brain のロゴが表示されたあと U-Boot が起動し、すぐ後に Linux が起動します。
本体の内蔵キーボードに対応している機種では、ログインシェルが表示されたらユーザー名とパスワードともに `root` でログインできます。非対応の機種では、電源供給が可能なタイプの OTG ケーブルを使用してキーボードを繋ぐと操作できます。