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synced 2024-12-22 12:10:06 +09:00
Revise and improve the Ethernet Gadget tutorial
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098c0c3112
commit
f2bdbc4e31
@ -21,11 +21,15 @@ excerpt: PC と USB ケーブル1本で接続できる便利な仕組みとそ
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# USB コントローラの動作モードを変更する
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初期状態では Brain の USB コントローラはホストとして動作するため、このままではデバイスになることができません。
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コントローラの動作モードを切り替えるには brain-config というツールを使います。
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詳しい使い方は[brain-config](/linux/brain-config)のページで確認してください。
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コントローラの動作モードを切り替える方法には、brain-config というツールを使う方法と手動でデバイスツリーを書き換える方法があります。
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# 手動での変更
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## 方法A. brain-config で変更する
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`brain-config` による動作モードの切り替え方法については [brain-config](/linux/brain-config) のページを参照してください。
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## 方法B. 手動で変更する
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手動で変更するには、以下の手順に従ってください。
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@ -37,16 +41,16 @@ excerpt: PC と USB ケーブル1本で接続できる便利な仕組みとそ
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2. 元のdtsをバックアップします
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{機種名の数字}は適宜置き換えてください。(例:PW-SH5→imx28-pwsh5.dtb)
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`{デバイスツリー名}`の箇所は、[対応機種の表](/beginners/get-started/#対応している機種)でお使いの機種を探して、対応する「デバイスツリー名」列の文字列で置き換えてください。(例:PW-SH5→imx28-pwsh5.dtb)
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```sh
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sudo cp /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb.orig
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sudo cp /boot/{デバイスツリー名}.dtb /boot/{デバイスツリー名}.dtb.orig
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```
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3. dtbファイルをテキスト形式に変換します
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```sh
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dtc -I dtb -O dts /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb > dts 2> /dev/null
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dtc -I dtb -O dts /boot/{デバイスツリー名}.dtb > dts 2> /dev/null
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```
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4. 設定を書き換えます
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@ -84,7 +88,7 @@ excerpt: PC と USB ケーブル1本で接続できる便利な仕組みとそ
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```
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```sh
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sudo mv dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb
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sudo mv dtb /boot/{デバイスツリー名}.dtb
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```
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6. SDカードの第1パーティションアンマウントします
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@ -99,22 +103,19 @@ excerpt: PC と USB ケーブル1本で接続できる便利な仕組みとそ
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sudo reboot
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```
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## コピペ用
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1〜3の手順をまとめると以下のようになります。
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```sh
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sudo mount /dev/mmcblk1p1 /boot
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sudo cp /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb.orig
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dtc -I dtb -O dts /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb > dts 2> /dev/null
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sudo cp /boot/{デバイスツリー名}.dtb /boot/{デバイスツリー名}.dtb.orig
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dtc -I dtb -O dts /boot/{デバイスツリー名}.dtb > dts 2> /dev/null
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```
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5〜7の手順をまとめると以下のようになります。
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```sh
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dtc -I dts -O dtb dts > dtb 2> /dev/null
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sudo mv dtb /boot/imx28-pwsh{機種名の数字}.dtb
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sudo mv dtb /boot/{デバイスツリー名}.dtb
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sudo umount /boot
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sudo reboot
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```
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@ -122,6 +123,9 @@ sudo reboot
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# Brain に Ethernet Gadget を喋らせる
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sysfs のファイル操作により Ethernet Gadget を有効化します。
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Brainux バージョン 2023-07-29-024604 以降では有効化処理が起動時に自動で実行されます。もし手動で有効化したい場合は以下の手順を参照してください。
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1. 以下のスクリプトを vi や nano でホームディレクトリに保存します
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```sh
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